長女は小学3年生からZ会の中学受験コースを受講しています。
巷では、かなり難易度が高く継続が難しいと言われていますが、実際にどれくらいの受講者が継続できているのか気になったため、自分なりに調査してみました。
受講コース
- 4月(開始月)から 算数<最難関> のみ受講
- 9月から 国語<難関> を追加受講
中学受験するかどうかまだわからなかったため、いざ受験するとなったときに追い付くのが大変な科目である算数のみ受講しました。
考察するために使ったデータ
- 月1回の月例テスト(4月から算数<最難関>、9月から国語<難関>)の受講者数推移
- 実力テスト(年2回:8月の力だめしテスト、1月の定着度テスト)の受講者数
(実力テストは受講コースに関係無く共通問題)
※ 月例テスト、実力テストを期限内に提出した人数を受講者数としています
理科と社会は未受講ですが、メイン教科の国語と算数を受講している方が多いと思いますので、受講者数差異の影響はそれほど無いと考えています。
受講者数推移の結果

- 4月(開始月)はみんな頑張って提出すると思うので、<最難関>受講者は約900人と推察
- 8月の実力テスト(力だめし)では国語、算数どちらも約2000人弱が受講しており、<最難関>受講者が約900人に対し、<難関>受講者は約1100人と推察

薬剤師パパ
ちなみに、首都圏の2024年 私立・国立中学受験者数は52,400人だったみたい
- <最難関>、<難関>ともに開始月の4月から半年後の10月に約25%減少したが、そこからはおおよそ横ばい
- 1月の実力テスト(定着度)では国語、算数どちらも約1500人が受講しており、8月の力だめしテストから約25%減少
- さらに、1月(最終月)には4月と比べて約35%減少
結論
- 受講者数は開始月の4月から右肩下がりで徐々に減少していき、提出期限を守った年間の継続率は約65%

薬剤師パパ
継続することは大変!
考察
- Z会中学受験コースは、要点の映像授業を見て知識をインプットした後、問題を解いてアウトプットするスタイルだが、スケジュール管理、内容理解度の確認など、親がしっかりフォローしないと、継続は難しい
- 入試を意識した難しい問題も適度に含まれており、教材の構成はかなり秀逸だが、その分、通塾と比べると全体の問題数はかなり少なく、いかに繰り返して知識を定着させるか、間違えた問題を管理できるかが鍵となる
- つまづきやすい単元の月(算数だと7月:式と計算、1月:面積/樹形図と数え上げ)に受講者数が減少している印象
- 算数<最難関>の受講者平均点はだいたい75点、国語<難関>の受講者平均点はだいたい80点くらいでしたが、受講コースに認定があるわけではないので母集団レベルがわかりづらい
- 受講会費は、毎月払いと比較し12カ月一括払いだと15%も割引となるため、我が家では迷わず一括払いを選択(その方が、「継続させないと!」という意識が強くなると思う)
- 新4年生となる2月以降は通塾に切り替える方も多いと思われるため、引き続き受講者数の推移を追跡していきたい
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